Okuyuki.jpを運営してきて最近感動する出来事があったのでここに書き留めておきたいと思う。

それは本来のクラウドファンディングの良さに出会ったことだ。

先週1つのプロジェクトが素晴らしいパフォーマンスで成立した。これまで最多の支援者が集まった為何故だろうと調べたところ、なんと佐賀県在住で筋ジストロフィーの病と戦い続けているクリエイターの方が朝日新聞(佐賀県版)で取材を受けて報じられていたということが後日分かった。
以下がその記事:
佐賀)自作イラストがフィギュアに 筋ジス患者・杠さん

プロジェクト:
てんとうむしプロジェクト

ここに登場する彼曰く、Okuyukiと巡り会えたことで周りに笑顔をプレゼントできたとのこと。
(実は彼は病のせいで笑ったことが無いそうだ。)

私は気付かされた、これこそが本質なんだと!
絵で気持ちが伝えたい方がいることを、文章が上手じゃ無くても自分の表現出来る最高の手段がイラストであることを、それを使って人々に幸せをプレゼント出来るということを。
それがOkuyukiなんだと言って頂けていることに感謝の気持ちでいっぱいだ。

更に彼は素晴らしい、売上の分配金を全部iPS細胞の研究費に使って欲しいとのことだ。
なんて素晴らしい方なのか、私は涙が出る程嬉しかった。

Okuyukiはサービス立ち上げ後、いろんな方からご批判や改善点など頂いた。確かにその通り本質が見えていなかったのも事実だ。
しかし、今は霧が晴れたような気持ちだ。Okuyukiは世の中に無くてはならないインフラなんだと感じた。世の中にこれをもっと分かってもらいたいと心底思う。